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1995年鳥人間コンテスト桟橋にて

このサイトの管理人なかおです。

僕が鳥人間コンテストに関わったのは1994年〜2000年の6年間と2010年。今までに3回パイロットとしてプラットフォームからフライトさせてもらいました。

その時の記録は次のようになります。

1995年:623.56m(総合6位)

1996年:9761.56m(大会新記録で優勝)

2010年:記録無し(タイムトライアル部門)

 

そもそも大学に入るまでは鳥人間コンテストに出たいという思いは全くありませんでした(笑)

学部こそ航空宇宙工学科を選びましたが、それもたまたま推薦入試に受かったからで機械系の学部だったらどこでも良かったというのが本音です。

そんな僕が鳥人間コンテストに興味を持ったのは高校時代の友人のと一言でした。

「航空宇宙工学科やったら鳥人間コンテストとかでろよ。応援いったるで〜」

確か卒業式の日にファミレスで打ち上げしている時に言われた言葉だったと思います。

この友人はまったくの冗談で言ったことだと思うのですが僕の頭の中には「鳥人間コンテスト」という言葉がいつまでも残っていました。

大学に入ったら何か面白いことやりたいなぁと漠然と思っていたのですが、その思いと鳥人間コンテストがピッタリと合ったのでしょうね。

同じ学部の友人に何人か声をかけ興味のあるメンバーが少しだけ集まったものの、学生一人で何かできるわけでもありません。

ところがここで奇跡的な出会いが起こります。

たまたま堺市(大学の地元)でその年に鳥人間コンテストに出場するチームがあったのです。

それが「堺・風車の会」。

当時は社会人だけのチームだったのですが、飛行機に関する知識や製作メンバーが足りず困っていました。そこで航空宇宙工学科の先生のところにサポートを要請していたのです。僕たちがやりたいという話をすると先生がすぐに連絡を取ってくれました。

これはもう奇跡としか言えませんね(笑)

目の前に飛行機を作る環境がひょっこり現れたんです。それも飛行機・道具・場所とすべて揃った状態で。

こんなチャンスはそうそう来るものではありません。

あとはもうがむしゃらに頑張るのみです。

そうしていつまにかパイロットになり、優勝までしてしまいました。

今思うと本当に自分でもビックリです。突っ走った僕を支えてくれたチームのメンバーや家族には感謝してもしきれません。

僕にとって大学時代のこの経験は本当に貴重なものとなりました。

今はもうOBとしてゆる〜く関わっているだけですが、僕の経験が「これからの人力飛行機の世界に足を踏み入れたい」という人に少しでも役に立てばと思いこのサイトで情報を公開することにしました。

このサイトをきっかけにして鳥人間になってくれる人があらわれたら嬉しいですね。