機体名について
いきなり構造と関係ありませんが機体の名前について。
このページでは
- どうしてこの機体名になったのか?
- どういう思いを込めたのか?
について書いてますので興味がない人は次へ言って下さいね。
さて、このサイトで解説している機体の名前は
「Butcher Bird 気合いだぁ!!」です。
はじめてこの機体名を聞いた方の中には
「なんだれこは?」
と感じる方もいるでしょう。
実は前年度の機体名は「Egret α」でした。普通に考えるとその次は
「Egret β」としたいところです。
しかし、「Egret α」と全く異なるタイプの機体だったからか、
はたまた去年あまり飛ばなかったからか(笑)、
この機体名を使おうというメンバーはいませんでした。
といことで(ホントに)様々な案がでたのですが、
結局は地元堺市にちなんだ名前にすることで落ち着きました。
僕たちのチームは、堺市に縁のある方々の協力のおかげで成り立っています。
その感謝の気持ちを込めるという意味で地元にちなんだ名前にすべきだと考えたわけです。
そもそも前年の機体のEgretというのも堺市の鳥である白鷺の英語名ですからね。
で、何にするかですが、大阪府立大学には白鷺門と百舌鳥門の2つの門があります。
白鷺はもう使ったから残りは百舌鳥。
しかし、日本語で百舌鳥はあまり格好良くない(と、当時は思っていた)。
そこで英語名を調べたところ、二つの呼び方を発見。
一つはShrik、そしてもう一つがButcher Birdだったのです。
どちらにするか色々議論したのですが、僕たちはひねくれ者(?)、
あんまり飛びそうにないけどインパクトがあるということで、
Butcher Bird を選んだのです。
そしてもう一つ、Butcher Bird のあとに続く文字
「気合いだぁ!!」は鳥コン直前に決まりました。
鳥コン直前にフェアリングを作っているとき、どうもButcher Birdだけだと
機体の右側のマーキングが寂しいということに気がついたのです。
そこで機体名にもう一つ何か付け足そうとうことになりました。
単純ですね(苦笑)
この機体は僕たちの3年間の活動の集大成であり、それにふさわしい言葉は・・・と考えると
「やっぱり気合いなんとんちゃう?」
ということになり(当時のチームはかなり体育会系でしたので(苦笑))
「気合い」だけでは変なので「気合いだぁ!!」ということになったのです。
こんな感じで適当に付けた「気合いだぁ!!」ですが、当時はTVのオンエアーで
アナウンサーの人が読んでくれたこともあり、その後の堺風車の会の
トレードマークのようになってしまいました。
今思うともうちょっとカッコイイ言葉にしとけばよかったかな・・・
なんて思ったりして。
※本物の百舌鳥について
燕雀(えんじゃく)目モズ科の鳥。
スズメより大きい。
頭はぐり色、顔に黒色の太いすじがあるのがオスで、褐色なのがメス。くちばしはタカのように鋭く下に曲がる。
夏に山地で繁殖し、秋と共に人里近くに姿を現し、キィーキィーとかん高い声でなく。ウグイスなどの他の鳥の鳴き声をまねるので百舌鳥の名がある。
秋も深くなると、各種の動物をカラタチの刺や鉄条網の針などに刺して、「モズの早贄(はやにえ)」といわれるものを作る。これは実際に食べるために刺したのであって、そのまま残っているのは敵が近づいたので逃げたものと説明される。
(平凡社 国民百科事典)